あるフリーターの残念なつぶやき

フリーターとなってはや4年。いざとなったらコンビニのアルバイトでもして働けばいいか、と当時の私は考えていました。

デスクワーク主体の経歴しかなく、接客は未経験でしたが、求人広告に毎週のように掲載されていたので、「狭き門」とは考えなかったのです。

ところが、実際はそうは問屋が卸してくれませんでした。

私は女性で30代も後半。体もあまり丈夫ではなく、1年から3年の期間で転職を繰り返していました。

履歴書の職歴は誰が見てもうんざりしてしまう行数で、面接時には店長をはらはらしながら見守ったものです。

志望動機には「将来的に安定している」「現在、生活に困っている」など、自分なりに考えて書きました。

接客経験がない為、即戦力としてアピールできるようなスキルもなく、ネットなどでよく勧められている「お店の雰囲気がよい」という言葉もあまり効果的には思えなくて避けたのです。実際、利用した事のないお店でしたので…。

採用の連絡がないまま、またしばらくしてそのお店の求人広告を目にしました。

結局、何が問題で不採用となったのかわからない為、コンビニの求人申し込みは見送るようになりましたが、業界的にいろいろあるのかもしれません。

最近では、従業員がお店を荒らしてその写真をネット上にアップしたり、実はその従業員はライバル会社から送り込まれた等という噂も流れています。

私の中にあった、コンビニの「猫の手もかりたい」イメージは崩れ去り、就職難の昨今、半端者は門前払い「強者」の立場にのし上がったようです。

アルバイトというと、従業員の負う責任が正社員よりも軽い感じがあったので、気軽に面接を受けた結果、その「甘い考え」を相手に見透かされたのかもしれませんね。

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